Biblioteca Ernesto Ragionieri

イタリアに来て最初の土曜日に行こうとしていた図書館。
Googleで調べたら土曜日は14時までとあったのですが・・・
実際行ってみたら土曜日は17時まで!
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HPを見ればよかった・・・

こちらの図書館
Biblioteca Ernesto Ragionieri
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夫曰く、リチャード・ジノリの工場跡地とのこと。
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リチャード・ジノリ?
誰それ?

・・・
わたくし知らなかったのですが、有名な食器ブランド(陶磁器のブランド?)なのですね😅

調べると近隣にRichard Ginori Bottegucciaというアウトレットショップもあるみたい。
(近いと言ってもこの図書館からは遠い。Sesto Fiorentinoの駅からは近いのかな?)

ほほう・・・

いつか行ってみようか?と夫。
しかし、高級食器に興味の無い我々・・・行く日がくるのか?


この日(土曜日)は17時までのはずが、
「本日はイベントがあり、19時30まで開館」
と張り紙あり。
おぉゆっくりできる😊

パソコンの部屋で論文を書く夫の横で、図書館にあるDVDを見る私。
ここの図書館、古い日本映画のDVDが充実している。日本映画多いな~。
オペラ、演劇のDVDは沢山あるものの、バレエ、ダンスのDVDは皆無・・・
オブラーテには少ないながらもあったのに・・・
ちなみにカード作れば借りれます。
DVDは1週間。

とりあえず、オペラを見ることにする。
物語のわかる「サロメ」に。
内容解らないときついかな?と思い「サロメ」にしたのに日本語字幕が選択できた!

ここのPCでインターネットも利用可能。
図書館カードを作る時、その旨を伝えればログインIDがもらえる。
私はオブラーテ図書館(Biblioteca delle Oblate)もカードを作ったのだが、その時
「Centoの他の図書館でも使えるけで、Sestoは使えないから。」
と言われた。多分管轄が違うのだと思う。
なので、こちらのRagionieriで新しくカードを作り、いざネットを!とIDと初期PWを入れるも使えない❗

と何度かトライしていて

おや?このIDは・・・?オブラーテと一緒?

オブラーテで初期PWを変更していたので、それを入れると・・・

ログインできた❗

インターネットのログインIDとPWはフィレンツェ内共通なのね!
ちなみにスマホWi-Fi利用時もログインすると使えます。
このRagonieriは電波が入りずらく、スマホが使えない・・・
私の利用しているWINDだからか?携帯会社によるのか?


図書館カードを作る時、コーディチフィスカーレが必要だったので取得しました。
長くなるので、その時のことは別の日に。


そして


18時過ぎまで図書館でのんびり(私は)した後、本日開催されているイベントを見に行ってみることに。



先々週の日曜日にお会いした、夫のお師匠さんの友人のおじいちゃまがいるではないかっ❗
せまいぞ、Sesto❗

Ciao~❗と握手。


イベントの部屋は、
床に磁器の器をランダムに配置し、そこにプロジェクターで壁に向かって海の映像を流す。
音楽はアフリカの音楽(歌入り)とのこと。
海の映像が朝昼晩と変化すると、床の陶磁器も反射し色が白、青、黒と様々に反射する場所によって変化する。遠目には貝に見え、言われるまで陶磁器とは気づかない。
音楽と交わり幻想的。

おじいちゃま(おじいちゃまと言うのがぴったりの小さくてかわいい、(失礼ながら)人懐っこい人)は主催者側のようでいろいろ説明してくれる。以前陶磁器の修復をしていて、今は年金暮らしと聞いていたけど、アートディレクターみたいなこともしてるのかな?
作者の方も紹介してくださる。
いろいろお話ししてくださる。(も、私は夫から通訳されやっとわかる・・・ああ、言葉がわかれば・・・)
今のイタリアの移民政策に対するメッセージも込められているとのこと。

それを聞いて作品を見ると、また違う見え方がする。自分の中で深いところまで落ちる(納得する)見え方。



よい出会い✨
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